○クレイグクラシックvs澤宗紀
大日本時代から見た目が改善されたクレイグ。
だけど試合内容はそれほど改善されておらず、澤があわせてるように見えた。
最後も二度の卍固めをはずしてからのぐずぐずの押さえ込み。
プヲタ脳では本当は卍を切り返すハズだったのでは?と。
なんだかなー
○フジタ“Jr”ハヤト・高西翔太・柿沼謙太・ダイアモンドコネリー・ニックプリモvs越中詩郎・植田使徒・横山佳和・ズッファ・ブッファ
中堅団体大会場一発興行名物、超大人数ゴングショー形式タッグマッチ。
ケツおじさんを北島三郎にみたてたコマ劇場のような試合。
まぁまぁ
○菅原拓也・怪人ハブ男vs藤田ミノル・藤田峰雄
両国国技館ではなく新木場1stリング的風景のカード
ハブ男と峰雄の攻防はなかなかだけどね
キーとなるSUWAもイマイチだったなぁ。
○日高郁人vs伊藤崇文
日高はやっぱりすごいなぁと。
伊藤のようなスタイルを活かして試合を成立させている。
もちろん伊藤も感情を表に出すスタイルとしてよくやったけれども。
予想以上に好試合。
○佐藤耕平・KAMIKAZEvs澤田敦士・スティーブコリノ
実はこっそり大期待の試合。
新木場/FACEでも後楽園/JCBでも武道館/両国でもましてやドームでもない妙なスケール感の澤田。
さしづめそのスケール感は"赤羽駅前ロータリー"といったところ、澤田。
対するはわれらがアニキKAMIKAZE、期待は膨らむばかり。
そして試合。
期待通り"ぬかに釘"的プロレスのKAMIKAZEと、ポンコツなのに視線をはずさせない澤田。
そんなカオスな二人はおいといて、試合を作るコリノとレフェリーのMrフレッド。
ひととおりフレッドのお約束が終わったあと、KAMIKAZEのムーンサルトでピン
あー面白かった、特に澤田が。
澤田はこの調子でぜひ火祭りにも参加し、毎試合絶叫しながら全敗して、"お前がそれ言うか?"的なみょうちくりんコメントで笑わして欲しい。
○蝶野正洋vs橋本大地
入場シーンで会場総立ち
下半身も安定し蝶野と対峙してもそれほど線の細く見えない大地、今日見る限り立ち姿はなかなか。
試合はやはり蝶野ペース、ときどき出すニールキックも単発で蝶野を追い込むには至らない。
場外でのパイルドライバーの後は息も絶え絶えの大地。
何発かケンカキックを受けたあと(受け方はイマイチ)、正面頭突きからのSTFでタップする大地。
なかなかの試合、デビュー戦としてみたら蝶野相手とはいえ合格点。
大地との対戦をなんとなく受諾する武藤。
まぁこれからのZERO1、ビッグマッチは大地頼みになるだろうね。
実は期待以上に不安。
○田中将斗vs永田裕志
強さ+巧さといったプロレスラーの条件を満たした二人の試合、つまらないワケが無い。
中盤、田中を追い詰める永田、こういう時の永田には鶴田的強さを感じるときもある。
どっちが勝ってもおかしくない攻防のうえで今日は勝つのは田中。
なかなか。
○崔領二vs関本大介
AWAヘビー戦
あーあ崔勝っちゃったよ
やっぱり関本、力のこもる好試合。
ただただ結果だけが不満。
いつもいつも満足試合の関本だけども正直ZERO1は集客に苦戦してた。
やっぱり所属のチャンピオンが必要なのかねぇ...
そして何度もチャンスのあった崔、今度こそ関本のように誰もが認める試合を連発しないとねぇ...
○高山善廣vs大谷晋二郎
このところの高山からみの好試合ってKENTAとか杉浦とか怖がらず正面からあたれる選手。
そういう意味では好試合は期待できるけど、両国のメインとしてはちょっと...の感もする大谷戦。
そんな不安を吹き飛ばすのもやはり大谷。
巨漢の高山を投げきるジャーマン3連発で追い詰める。
圧巻は終盤、ナックルの打ち合いでは互いに引かずに頬を殴りあう。
最後は(大試合限定の)担ぎ上げるバックドロップ〜ニーリフト〜ジャーマンで高山がピン
好試合
最後は大谷の魂のマイクアピールから大地が締め。
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心配された客入りもはずかしくないくらいに入ったし、大地のデビュー戦もありなかなかの盛り上がりの両国。
しかし、今回は祝儀モノの一発興行みたいなもんで次からも客が入らなければ意味は無い。
崔は未だにこれからだし
大地の相手として自演乙もウワサされてる。
このプロレスラー過多で情報過多の時代、「スターレスラーを作る」という恐ろしい行為に挑もうとするZERO1と大地。
これからも要注目だな。
客入り:80%
興行満足度:85%
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